ほろ酔い工芸・工房巡り第2弾!(前回の様子はこちら)
ガラスの玄々舎、焼締めの昇窯を訪れた二日後には高遠の宮崎匠さん(陶器)と真田町の阿部春弥さん(磁器)の工房におじゃましました。
例年なら30センチは雪がありますという宮崎さんのメールに四駆でない私たちはちょっとビビっていたのですが今年は雪が遅くラッキーと、朝の8時に松本を出発し、気分は遠足~♪ドライブ~だったのですが、これがまたすごい山また山の連続で。途中道に迷いながらそして、しまいにはぬかるみにはまって宮崎さんのお母様に迎えに来てもらうという始末。ようやくたどりついたのはもう11時くらいでした。
京都で修業した宮崎さんは東京から移住なさったご両親と山の暮らしを満喫されていました。
宮崎さんの人柄が表れているような素朴で実直な器の数々を拝見しました。主婦たち爆買い中。撮影用にお借りしたものと私たちが買ったもの。
往きに道に迷ったおかげで見つけた「野良屋」というパン屋さんのパンをかじりながら次の目的地、上田に向かいました。
長野県は南北に長い!わかってはいましたが、高遠の山のなかから真田町に着いた頃にはもう、薄暗くなっていました。大河ドラマの真田の旗があちこちに。阿部さんは遅くなった私たちをにこやかに迎えてくれました。
シンプルで温かみのある阿部さんの作品は最近人気上昇中。作品が所狭しと並べられたこんな部屋に入ったら、お財布は空っぽなのに欲しいよ~病がおさえられません。主婦たちは後に郵便為替で支払うという暴挙にでたのでありました。
私たちが方向音痴なのか上田の町がそうさせるのか、三才山トンネルになかなか辿り着けず、松本の灯りが見えた頃にようやく安堵し、長い一日が終わったのでありました。
ってこの後、ほろ酔い工芸のおつまみ研究とかいって新規開拓の飲み屋へ繰り出したのは言うまでもありません。
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