前回に続いて「ほろ酔い工芸」工房訪問。
須坂を後にして、長野市に住む錫を扱う金工家の角居康宏さんの工房へ。
車で30分ほどなのに、今度は権堂商店街のネオンホールのすぐ近所、町のまっただ中、なにやらハードボイルドな雰囲気です。
布団屋さんだったという小さなビルを改装し、1階はギャラリー、上は住まいと工房です。
スキンヘッドのハードなお姿とはうらはらに私たちシロートに錫の作品ができるまでの説明をていねいにしてくださいました。
錫のグラスと普通のグラスで、日本酒の飲み比べまで!錫にはお水やお酒をおいしくさせる不思議なちからがあるそうです。
ちょうどデパートに発送の日でいろいろな作品を見ることができました。
1階のギャラリーにあった大きなオブジェとは対照的な繊細な細工の作品は、グラスはもとより、銚釐、お皿、スプーン、花器など。
これまた、錫のグラスに注がれた冷たいビールを想像しただけでしあわせ!
みなさま、お楽しみに!
私たちの車が見えなくなるまで見送ってくれました。
次は同じく「ほろ酔い工芸」に参加されるあづみ野ガラス工房の若き作家たちを訪ねる予定です。
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